楽天マガジンの「読めないページ問題」を紙の雑誌と比較調査！グラビアも袋とじも見れない？

お得で便利な雑誌読み放題サービスには、1つだけ弱点があります。

それは、一部の記事が抜けていたり、隠されてしまう場合があること。

楽天マガジンも例外ではなく、紙の雑誌には載っている特集が掲載されていなかったり、グラビアや一部芸能人が灰色に塗りつぶされていたりすることがあります。

どの雑誌読み放題でも、「塗りつぶし」や「読めない記事」はあるんだよなぁ

好きな雑誌がどうなっているか気になるなら、おためし期間を使ってチェックしてみるとよいかも

この記事では、楽天マガジンのデジタル版雑誌ではどんなページが抜けているのか、どれくらい抜けているのか、紙の雑誌や他の雑誌読み放題サービスと比較調査をした結果をまとめました。

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楽天マガジンで読めないのはどんなページ？

読めない記事、塗りつぶしがある写真の傾向は、大きく分けると以下の5パターンです。

楽天マガジンだけでなく、どの雑誌読み放題サービスでも「読めない記事問題」は共通のあるあるなのですが、読めないラインの線引きは若干バラつきがあります。

また、以前は必ず塗りつぶされていたジャニーズの写真の規制は、だんだんと解除されてきている傾向です。

どんな記事や画像が読めないのか、もう少し詳しくみてみましょう。

【1】きわどいグラビア、過激なコンテンツ

成人向けの画像はページ全体がカットされている場合もありますが、多くの場合、特に過激な部分が隠され、塗りつぶされています。

例えばグラビアは全身ではなく、胸の谷間やお尻などの露出が激しかった場合、部分的にマスキングがかかります。

他にも、グロテスクな表現を含む写真など、過激なコンテンツは隠されています。

紙の雑誌の購入特典にあたる「袋とじ」の中身も、基本的には掲載されません。

子どもも一緒に利用するよ、っていうご家庭には安心かもしれないけど……

規制の線引きがあいまいなのか、これは隠すけどこっちはOKなんだ…？って謎な部分もある

【2】肖像権が複雑そうな芸能人

ジャニーズタレントをはじめ、肖像権が複雑そうな芸能人の写真は塗りつぶされている場合があります。

同じタレントさんでも、そのまま掲載されている場合と塗りつぶされている場合、記事ごと削除されている場合というように対応にバラつきがあるのが現状です。

雑誌読み放題サービスごと、雑誌ごと、出版社ごと、事務所ごとに基準があるようですが、その線引きの詳細は公開されていません。

玉森裕太さん（Kis-My-Ft2）が表紙を飾ったHanako（マガジンハウス 2020/05）

インタビュー記事などで顔を塗りつぶされていると、文字部分は読むことができるものの、ファンからするとやっぱり顔が見れないのは残念。

少し前までは、どの雑誌でもジャニーズの画像はほぼ100%隠されていましたが、最近は表紙はOK、記事によってはOK、画像を塗りつぶすよりは記事ごと不掲載、というように変化してきています。

タレントさんが塗りつぶされているのって、見ている側からするとすごく不自然だし、塗りつぶされる側もなんだか微妙だから、いっそ削除ってことなのかな？？

MyojoやPOTATO、ザ・テレビジョンのような「タレントありき」の雑誌は、他の雑誌に比べるとジャニタレでもそのまま掲載されていることが多くなっています。

【3】特定の特集、連載

• 表紙に載っていた企画が抜けている
• 企画記事のうち、真ん中のページが抜けている

ということがたまにあります。

スクープ記事なども読めない場合がある・・・

連載モノの記事も、掲載されていない場合があります。

【4】広告

記事の間に挟まる企業広告はなぜか大半が抜かれます。

これはないほうが無駄がなくてイイ！

【5】プレゼント応募ページ

読者プレゼントの案内ページは、どの雑誌でもほとんど掲載がありません。

デジタルだから応募ハガキが手に入らないし、読み放題をいいことに片っ端から申し込む人がいると困るからかな？

紙の雑誌と比較！楽天マガジンの読めないページを調べてみた

読めないコンテンツに該当するページが比較的多そうな雑誌の中から、楽天マガジンと紙の雑誌で実際どれだけ差があるのか調べてみました。（2020年7月現在）

雑誌によって、読めない記事、見られない写真の基準にバラつきがあるな

それも「今号」の傾向だから、同じ雑誌や同じタレントの基準も特集内容によって違う可能性があるよ

女性セブン（7月23日号）の場合

出典元：女性セブン

女性セブン 7月23日号の場合、表紙、裏表紙を合わせて全176ページの「紙の女性セブン」に対して、楽天マガジンで読める「女性セブン」は全160ページ。

単純に16ページ少ないことが分かります。

ページごと抜けている他にも、一部隠されていた箇所があるページも含めると、合計で32ページありました。

抜けていた16ページのうち、半分以上は広告ページです。

読者プレゼントなど応募系のページがないほか、記事として読めないものは対談記事と連載小説だけでした。

今回比較した7月23日号では、24時間テレビの記事や嵐のラストツアーの記事でジャニーズタレントが写っている部分も削除や塗りつぶしがなく、紙の雑誌と同じように読むことができました。

ジャニーズ以外のアイドル、女優、韓流スターなどの写真も削除や塗りつぶしはありませんでした。

体感として、1年前に比べると芸能人の写真が隠されることはかなり減った気がするよ

むしろジャニーズは掲載されるようになって、芸人さんの写真が塗りつぶされてるの不思議な気分だ…

週刊文春（7月16日号）の場合

出典元：週刊文春WEB

週刊文春7月16日号では、全面広告がページごと削除されている他、記事単位で削除されているものがいくつかあります。

電車の中吊り広告に大きく載っていそうな特集記事が2つ抜けている…！

そのほか、芸能人の写真が塗りつぶしになっている記事はありませんでしたが、テレビ番組や映画のキャプチャ写真は塗りつぶしの対象でした。

FLASH（7/28.8/4特大合併号）の場合

FLASH 7/28.8/4特大合併号では、広告ページが削除されている以外はほとんどデジタル版でも紙版と同じように記事が掲載されています。

ただし、グラビア写真の扱いは以下のようになっています。

FLASHはグラビアページが多めですが、着衣、水着、ヌードなど、きわどさによって塗りつぶし・ページごと削除など、扱い方が違うようです。

削除されていることが多い袋とじグラビアも、水着や下着の写真はそのまま掲載されていました。

また、楽天マガジンでは見られないページがある代わりに、デジタル版限定のグラビア写真が16ページも巻末に追加されています。

MORE 8月号の場合

MORE 8月号デジタル版では、以下のような記事がページごと削除されていました。

ファッション誌は比較的削除されることが少ない傾向なのですが、今号ではジャニーズの記事はページごと削除されており、読むことができませんでした。

他の雑誌読み放題の読めないページの状況は？

楽天マガジンで隠されるページの傾向がわかってきましたが、他の雑誌読み放題サービスも同じような状況なのでしょうか。

dマガジンの読めないページを調べてみた

雑誌読み放題サービスの中でも、サービスの内容・レベルが楽天マガジンに近いdマガジンでも、女性セブン7月23日号を使って調査してみました。

すると、楽天マガジンと全く同じ部分が削除されていました。

楽天マガジンとdマガジンで読めないページ、隠されている箇所が100%一致！

なお、dマガジンでは以下のような「自社表現基準」が設定されているようです。

青少年保護の目的で掲載基準が設けられているんだな

Kindle Unlimitedは隠しや抜けが少ない！（高いけど）

出典元：Kindle unlimited

広告も含め、紙の雑誌とほぼ変わらないコンテンツじゃないとイヤ！という場合は、amazonのKindle Unlimitedがおすすめです。

写真のマスキングはなく、ジャニーズタレントの写真やヌード写真を含めそのまま掲載されていることも！

ただし、月額料金が980円（税込）と、楽天マガジンの2倍以上のお値段です。

KindleUnlimitedは「書籍の読み放題の中に雑誌も含まれますよ」というサービスなので、雑誌だけをサクサク楽しみたい人にとってはやや使いにくい面もあります。

読めない箇所があっても楽天マガジンを利用するメリット

このように、読めないページや見られない写真もあるものの、それでもやっぱり楽天マガジンを使うメリットはあります。

コスパが良すぎる

楽天マガジンの月額利用料は418円。雑誌読み放題サービスの中でもぶっちぎりの最安レベルです。

418円って、紙の雑誌を1冊買うより安いもんね

それでいて、読める雑誌は1000誌以上。
この価格でたくさんの雑誌が読めるコスパの良さはかなり魅力的です。

楽天マガジンでいろいろな雑誌をチェックして、隠されている箇所がどうしても読みたいときだけ紙の雑誌を購入、というやり方でも十分経済的です。

いつでもどこでも手軽に読める

スマホやタブレットなら、紙の雑誌を持ち歩くよりもずっと軽いし、かさばりません。

移動中のスキマ時間などを利用して、いつでもどこでもいろんな雑誌を楽しめるので、情報収集にぴったり！

週刊誌とかオタ系雑誌も人目を気にせず読めるのが個人的に嬉しい

しかも、買いに行く手間も、読み終わった雑誌を捨てる手間も一切不要です。

まとめ

楽天マガジンも他の雑誌読み放題サービスと同様に、一部のページが抜けていたり画像が隠されている場合があります。

そういった部分を読めるようにする裏技は、残念ながら存在しません。

でも、調査したところ、読めないページは広告ページや読者プレゼントなど、なくてもいいページが大半でした。

画像隠しも芸能人やゴシップの割合が低い雑誌では比較的少なく、1年前に比べるとジャニーズタレントを含め、かなり解禁されてきています。

1冊の雑誌を隅から隅まで読み込みたい人にとっては、読めない記事があるのはちょっと問題ですが、たくさんの雑誌から広く情報を集めたいという場合には、月額費用の安さ、雑誌の品ぞろえの充実度といった楽天マガジンのメリットが大きいのも事実。

楽天マガジンには、申し込み後31日間の無料お試し期間があります。
おためし期間中でも楽天マガジンで扱われているすべての雑誌を読むことができます。

自分の読みたい雑誌ではどれくらい塗りつぶしや読めないページがありそうか、紙の雑誌との違いをメリットもデメリットも含め実際に体験してみてください。